授業風景「小児の健康増進への看護」

作成日: 2014年05月28日 |カテゴリー: ブログ

看護師を目指している皆さんに、本校の授業風景をお届けします!




先日2年生の授業で、1・2限目を通して「小児の健康増進への看護」を行いました。

授業の目標は小児の育児に必要な技術を習得することです。今回の授業内容は、新生児・乳児・幼児の抱き方、哺乳・調乳、離乳食の試食です。




授業前半では座学で「小児と栄養」について学び、その後は先生による演習内容のデモを行いました。

授業後半の演習では大きく二つのグループに分かれ、抱き方・哺乳・調乳と離乳食の試食を行いました。




演習中は新生児・乳児・幼児のそれぞれの成長発達段階について先生より質問があり、学生は皆で考えながら答えていました。















また、調乳を粉ミルクより行い、味見をして、実際に哺乳を行いました。

















離乳食の試食ではさらに四つのグループに分かれ、初期(5~6ヶ月)、中期(7~8ヶ月)、後期(9~11ヶ月)、完了期(12~15ヶ月)の食事の準備を行い、皆で試食を行いました。





 




普段の演習と違い、学生も終始楽しみながら授業を受けていました。




学生の感想 

・普段近くに赤ちゃんがいなくて、離乳食がどのようなものか分かりませんでしたが、今回の演習で知れたような気がしました。楽しく学べた演習でした。

・ベビーを抱いたり、離乳食を使ったりと、赤ちゃんのために使う時間がすごいかかってしまうので、母親にストレスがかかってしまうんだなと思った。母親にストレスがかかってしまわないように父親も育児に協力し、看護師は母親の思いを聞いていくことが大切だなと思った。

・赤ちゃんと関わる機会がなかったので、この演習で臨地実習が楽しみでしかたありません。そのためにも、しっかり勉強して臨地実習に挑みたいと思います。

・この演習を通して、育児中のお母さんの気持ちが少し理解できました。電車などの公共機関を利用した際は座席を譲る気持ちを持とうと思います。