アメリカ研修3日目(2013年)

作成日: 2013年10月21日 |カテゴリー: アメリカ研修, ブログ

オレゴン健康科学大学での研修もいよいよ最終日となりました。

まず、午前中の最初に「他職種間教育」についての講義を受けました。
アメリカでもまだ5年程しか経っていないぐらい新しいカリキュラムになります。
昨今の医療事故の原因のひとつに他職種間のコミュニケーション不足があると考えられている為、学生の時から医師・薬剤師・看護師など医療従事者が集まってシュミレーションを使い、患者さんの問題解決を共に考えて解決させるといった内容です。
本校の学生もとても興味深く聞いていました。


学士、修士、博士課程で学ぶ複数のオレゴン健康科学大学の看護学生さんたちから、看護を目指し現在に至る話を聞かせてもらいました。
NP(ナースプラクティショナー)を目指している助産師、精神看護学の学生さんがその主な面々でした。
NPとはその専門分野において、医師の指示なく(州によって決まりがある)診察、検査、診断、処方ができる看護師の制度です。
なぜNPになりたいのか、明確に情熱的に語ってくれて同じ学生として刺激をたくさんもらいました。


午後からの講義として「日米の看護倫理」について学びました。
担当は、こちらの大学で教鞭をとられている日本人の教授でした。日米の病院の違いについて多くの学生が積極的に発言をし、色々な視点で物事を考えられる講義になりました。


講義が終わって満面の笑顔の本校の男子学生です!
ドアを開けて待ってくれたりと、レディーファーストの国で海外研修を通し、看護学だけでなくアメリカの文化も立派に学んでいました。

ホテルでの修了式です。
Drロス看護学部・副学部長から全員名前を呼んでもらい、代表で宇藤さんが修了書を頂きました。ここでもお世話になった方々に「ナイチンゲール賛歌」や、オタ芸とソーラン節などのダンスを再び披露させて頂きました。
式にご参加頂いた先生方も大いに楽しんでおられるようでした。
そして、最後の締めくくりとして出席者全員満面の笑みで集合写真を撮影いたしました★