【在校生インタビュー④】30代からナースチャレンジ M.Aさん

作成日: 2025年10月17日 |カテゴリー: ブログ

本校では社会人経験や大学卒業・大学中退を経て、看護師を志した在校生も多くいます。
看護師に憧れはあるが「今からでも看護師になれるの?」と思われている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、実際に大学卒業後に社会人経験を経て本校に入学された看護学生へインタビューを行いました。
皆さんの夢の第一歩へ向けて少しでもご参考になればと思います。

社会人経験を経て39歳から看護師へ

M.Aさん 大阪教育大学附属高等学校 池田校舎卒。大学卒業後社会人経験を経て本校を受験。現在3年生で大阪刀根山医療センター就職内定。

父が入院中、心身ともに寄り添ってくれた看護師に感銘を受けた

—なぜ看護師を目指すようになったのか?
社会人として働いていましたが、父親が病気になりコロナ禍に入院したことがきっかけでした。父はALSを患い、大阪刀根山医療センターに入院していましたが、コロナ禍で家族に会えず、非常に辛い思いをしていました。そんな時に、看護師さんが父の想いをじっくりと丁寧に聞いてくださり、カンファレンスでその気持ちを代弁してくださいました。カンファレンスで父の思いが伝わり、コロナ禍でも家族と会えるようになり、父は精神的にも元気になりました。この経験から、私も患者さんを心身ともに支えられる看護師になりたいと強く思いました。

—大阪医療看護専門学校を選んだ理由は?
看護師さんに感銘を受け、看護師になりたいと思ったので、就職も絶対に大阪刀根山医療センターに行きたいと思いました。そのため実習先でもあり同じ敷地内にある本校を選びました。


—大阪医療看護専門学校の魅力は何ですか?
先生が丁寧に指導してくださるところです。勉強をはじめ、就職などの指導も自分の話を聞いてくれ、自分にあったアドバイスがもらえます。クラスメイトは、年齢差はありますが、明るく元気なクラスで毎日が楽しいです。お互いの良いところを高めあい、また悪いところも補い合い、互いに関心を持ち切磋琢磨できるところが良いと思っています。


—印象に残っている授業や行事はありますか?
演習という、実習に行くまでに学校で技術を実践で学べる貴重な機会だと思います。実際の患者さんのことを考えながら、安全・安楽にそしてその人らしく実践できるように学んでいます。


授業の一環ですが、地域の行事に参加して地域で暮らす人の実際を学ぶ機会があります。豊中市と豊中市介護保険事業者連絡会が主催されている「いきてゆくフェス」が地域に密着した楽しいイベントで、学びながら地域とのつながりも感じられました。


—将来どんな看護師になりたいですか?
傾聴力のある看護師になりたいです。患者さんの想いを聴き、患者さんに寄り添って、患者さんが「その方らしく」過ごせるように、また「望む生活」や「それに近い生活」が送れるように支援していきたいと思っています。


最後に、これから看護師を目指すあなたへ

私は39歳で看護学校への受験を考えました。入学できる学校があるのか、受け入れてくれる就職先の病院があるのか、不安もたくさんありました。ですが今は看護学生の3年生になり、希望している大阪刀根山医療センターでの就職内定をいただけました。

思いがあるならば不安に思わず、一歩踏み出すこと、受験することをオススメします。
大丈夫です!