保健師って?詳しく解説!

作成日: 2024年02月6日 |カテゴリー: コラム, ブログ

今回は、あまり耳慣れない職業かもしれませんが、実は私たちの身近で色々なサポートをしてくれている、

「保健師」について、どのような職業なのか、どうすれば資格を得られるのか、等をお伝えしていこうと思います

 

「保健師」とは?

「看護師」は、皆さんがよく知っている職業だと思いますが、では、「保健師」という職業は、どのようなお仕事か、想像できるでしょうか?

「看護師」は、病気やけがをした人を看護するのがお仕事ですが、「保健師」は、健康管理や保健指導、乳児検診などを行うのが仕事です。「保健師」は、健康をサポートするスペシャリストです。

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保健師の働く場所

「保健師」の中で一番多いのが、自治体の保健所や市役所で働く「行政保健師」です。

約7割が、「行政保健師」として働いています。

他に、企業の社員の心身の健康をサポートする「産業保健師」や、教育現場で働く「学校保健師」がいます。

また、病院で看護師としての業務を行いながら、保健師の仕事をしている方もいます。

神戸市:あんしんすこやかセンターでの勤務を考えている専門職のみなさんへ さん
保健師になるには?

保健師になるには、保健師資格を取得できる大学に進学し、卒業と同時に、「看護師」と「保健師」の両方の国家試験を受験する方法があります。

また、看護師の専門学校を卒業し、看護師の国家試験を突破、その後、1年間保健師養成所で保健師のカリキュラムを修了し、「保健師」の国家試験を突破して取得する方法もあります。

どちらも、最短で4年で「保健師」の資格を得ることができますが、前者の場合、看護師と保健師の国家試験を同時受験になるので、しっかりとした試験対策が必須になります。

また、「保健師」の試験には合格したが、「看護師」の試験には不合格、という結果になる可能性があります。

「保健師」は、あくまで「看護師」の資格を持っていることが前提になりますので、「保健師」の国家資格を持っていても、「看護師」の資格がなければ、保健師として働くことはできません。

しかし、保健師の国家試験に合格すれば、その資格に期限があるわけではないので、「看護師」の国家試験に合格すれば、もう一度「保健師」の国家試験を受けることなく、「保健師」として働くことができます。

 

保健師として働くメリットは?

「保健師」は、「看護師」や「助産師」のように、特定の診療科や専門分野をもって働く職種ではなく、小さな赤ちゃんから高齢者まで、あらゆる人の健康をサポートする職種なので、幅広い知識が求められます。

しかし、働く職場は幅広いですし、看護師や助産師とは違い、夜勤がないことがほとんどなので、ライフスタイルに合わせて働きやすい職種と言えます。

本校は、「看護師」の専門学校ですが、卒業後「看護師」として就職し、ライフスタイルの変化等で「保健師」の資格が必要になったときに、1年間保健師のカリキュラムのある専門学校で学び、国家試験を受験することも可能です!

もちろん、卒業後すぐに保健師の資格にチャレンジする学生さんにも、進学のサポートも丁寧に行っています

 

「まずは、看護師資格を取りたい!その後、必要に応じて進路を選びたい!」

という方は、ぜひ、本校のオープンキャンパスにお越しください!

スタッフ、教員、先輩の学生一同お待ちしております!