1年生「食事介助」演習
作成日: 2024年07月16日 |カテゴリー: ブログ
先日、初実習を終えたばかりの1年生。
学内に戻り、座学やらテストやらに追われる日々ですが・・・。
演習授業も、しっかり行っています。
1年生後半に行われる実習以降は、先日の初実習とは違い、実際に患者さんと接しながらの実習になるため、
患者さんのための色々な介助を学んでいます。
今回は、「食事介助」です。
3~4人ほどのグループに分かれて、看護師役と患者役を交替して行います。
最初は、患者さんが楽な姿勢で介助を行います。
食べてもらうのは、手軽に栄養補給ができる、高カロリーゼリー。
ゼリータイプのため喉に引っかかりにくく、スムーズに嚥下でき、しかも少量で必要なカロリーや栄養素も摂取できるので、
思うように食事が摂れない患者さんには便利なものです。
3人目に回ったときに、教員から、
「ベッドをしっかり座位(座った状態)にして、少し上を向いて咀嚼してみてください。」
と指示が。(※飲み込むときは、危険なので前を向いて普通に飲み込みます)
すると、ゼリーなのですぐに喉の方へ流れてしまい、「咀嚼できない!」と、学生さんたちは戸惑っていました。
このように、同じ姿勢ではなく、異なった姿勢で行うことにより、どの姿勢がスムーズに飲み込めるのか、咀嚼が出来るのか、逆に、どのような姿勢が辛かったり危険だったりするのかを体感していきます。
この演習が、これからの実習にきっと生かされていくはず!
頑張れ、1年生!