1年生「基礎看護学実習Ⅰ-②」まとめ発表
作成日: 2024年09月30日 |カテゴリー: ブログ
先日、1年生が初の病院実習を終えました。
1年生にとっては、実際に病院の患者様と接する初めての実習となりました。
5日間の実習で、上手くできたこと、難しいと感じたこと、それをどのようにしたらよかったのか、などをグループごとに実習での場面を再現しながら発表しました。
シーツ交換などのお世話だけではなく、患者様とのコミュニケーションの中で色々学んできたようでした。
教科書でどんなに勉強をしても、人とのコミュニケーションは臨機応変が求められます。
「患者様の言葉を傾聴し、寄り添う」と、言葉で習ったとしても、いざ実習となると患者様は十人十色。
あるグループが、
「病気のことを明るく話してくださる患者様だったが、それに対してどうお返事したらよいのか、迷う場面もあった」
と、発表していました。
再現では、「そうなんですね」と相槌を打っていましたが、どこか他人事のような表現になってしまったので、「そうですね」と応えられたらよかったと思う、と、改善点も発表していました。
確かに、似たような言葉ではありますが、「そうなんですね」と「そうですね」では、後者の方が相手の話に寄り添っている言葉です。
初めての実習で、戸惑ったり、難しいと感じたことも多かったと思いますが、それぞれが看護の難しさや、やりがいを感じて帰ってきたのではないかな、と思います。
1年生後半には、本格的な長い実習が待っています
1年生の皆さん、ここからまた座学と学内演習で、今回気づいた改善点や新たな技術を身に着けて実習が迎えられるよう、頑張ってくださいね